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ぶどうのこと

 
 

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よつわやで栽培している品種について/解説

ナガノパープル

ナガノパープル(Nagano Purple)

長野県生まれの黒系品種、皮ごと食べられる種なしぶどうのナガノパープル。巨峰を片親に持つナガノパープルは甘みと酸味と渋みを持った複雑な味わいです。巨峰と同じく多産なぶどうで、後からあとから花を咲かせて実を着けます。3倍体品種のナガノパープルは樹勢のコントロールが難しく、色々と手間の掛かる品種ですが、よつわやの農園主が最も好きなぶどうの一つ、イチ押しです。


シャインマスカット

シャインマスカット(Shine Muscat

近年食べやすいぶどうとして全国的に知られるシャインマスカット。安芸津21号と白南をかけ合わせ2006年に新品種として日本で誕生したぶどうです。さわやかなマスカット香と食感のよさが特徴で、食べると口いっぱいに甘さが広がります。酸味や渋みが少なく種もないので幅広い世代から愛されています。


長野県産のクイーンルージュ

クイーンルージュ®(Queen Rouge)

赤系葡萄とシャインマスカットを交配して生まれた、新しい高級ぶどう「クイーンルージュ®」は、美しい赤紫色で甘みが強く、ほのかなマスカット香がします。シャインマスカットのように種なしで皮ごと食べられることもあって人気が出てきました。美しい緋色になるものもあればうっすらピンクがかった色の薄いものがあったり、これは巨峰かな?と思うほど濃い紫になるものなど、様々な色彩に実ります。長野県内のみで栽培が許可されている品種です。

農園での作業風景
ぶどうの生育初期
小布施の畑に実ったナガノパープル
ぶどう園での作業風景
ぶどう園の養生
ぶどう園に実ったシャインマスカット
長野電鉄とぶどう園
シャインマスカットを使ったデザート

ぶどうと対話しながら仕事をしています

樹々との会話の中で感じる自然の営み

例えば、芽吹きの頃は日々こんな作業をしています。芽吹きの悪い枝は芽の数を少なくして、元気いっぱいの枝をそのままにしておくと他の枝に養分がいきわたらないので、先端と脇芽をつんで成長を少し遅らせます。この樹は元気だからいいぶどうの房ができる、この樹は元気がないから小ぶりの房になるよう調整しよう…等々、日々ぶどうと会話しながら仕事をしています。
 
作業を終えて家に帰ってからも、ぶどうのことを一生懸命考えます。会話したり考えたり、農家は体の労働だけでなく頭脳労働も多かったりするのですが、目の前の作業に打ち込んでいると無心になれる時があります。そんな時は農家をやって良かったと実感をしながら、自分の身体や家族の健康の大切さを振り返ったり、精魂込めて育てたぶどうを買っていただくお客様のことに想いを馳せたりしています。

農園にて園主